海外不動産投資はなぜうまくいかないか
海外不動産投資を紹介する本やホームページはいくらでもありますが、(バブル期の中国不動産投資を除くと)実際に成功したという話はほとんど聞きません。海外不動産投資にはいろいろな困難が伴いますが、最も大きな問題点は、通常購入できるのは、ほぼ新築の建物(コンドミニアム等)に限定される、という点にあります。
なぜなら
- ① 新築の建物、という時点で、デベロッパーの大きな利益がすでに乗っかっている
- ② 新築の建物は、新築プレミアムがついているので、基本的には投資対象としては不利
- ③ 維持管理が難しく、サービスレベルの未知数な販売業者のいう通りにするしかない
- ④ 「自分がその国を訪れたときに利用できるのでは」というのが購入を決断する言い訳になりがちだが、実際はそのような目的としてはホテルに泊まったほうがずっと有利
- ⑤ 出口が非常に難しい。
中でも一番大きな問題は⑤です。海外のコンドミニアムなどは、買うのは簡単ですが、売るのは本当に困難です。甘い話に乗って、出口を現実的に検討せず購入する人がとても多いです。
なぜバングラディシュ不動産なのか
土地の所有権を持つことができるからです。
バングラディシュでは個人が土地を所有することが認められており(それ自体アジアの国々では珍しい)、外国人でも、現地に法人格を持つことを条件に、実質的に土地を所有することが可能です。
また、法人は、100%外資でも問題ありません。このように外国人が実質的に土地を所有することができる国は、先進国を除くと非常に限られており、購入できる国でもかなり高額の最低投資価格が設けられていたりします。
アジアにおいて、外国人がほしい土地をほぼ自由に購入できる国はバングラディシュと、日本だけです。
バングラディシュの魅力
勿論、外国人が購入することができるからといって、土地価格上昇が期待できない国では投資する意味はありません。バングラディシュには不動産投資を検討するうえで数々の魅力的なポイントがあります。
- ①バングラディシュの人口密度は都市国家を除くと世界一。北海道の1.7倍という土地に、1億7千万の人が住んでいます。さらに人口は、2020年には2億人、2030年には2億5000万人に達すると予想されています。土地の価格は需要と供給で決まります。需要の高さは折り紙付きです。
- ②バングラディシュ人の一人当たりのGDPは1000ドルちょっと、と現段階ではアジアの最貧国の一つです。当然その土地の基準価格も比較的低い水準にあります。また、外国人による不動産投資がまだ限定的です。「バングラディシュ 不動産投資」と検索しても出てくるサービスは限らています。他の国と比べてみてください。
- ③10年以上に渡り6%を超える経済成長率を維持しています。安い労働力がきわめて豊富なバングラディシュは今後の発展の大きな可能性を秘めています
早めの検討がお勧めです
バングラディシュの土地価格は大きく上昇した後、2015年からしばらく停滞期に入っています。今は現地のデベロッパーなども苦しい業者が多く、土地もある程度買い手市場です。長期的視点で購入するには非常にいい時期だと思います。
弊社では、ダッカに支店を置き、バングラディシュ不動産視察ツアー、現地法人設立のお手伝い、などを行っています。現地での通訳の手配、車や運転手の手配、などだけでも柔軟に対応致しますので、ご興味のわいた方はメール、電話にて是非ご相談ください。